
作品のクリエイティブな面についてイニシアティブをとる総括的な仕事。自ら企画を練り、原作や脚本も書くなどクリエイティブな分野に力を入れる監督もいれば、制作の枠組的な部分はプロデューサーに任せて、演出に力を注ぐ監督もいる。実際の仕事のスタイルは人により様々だ。
従来のアニメーターの仕事は、アニメの1コマ1コマを手で描き、キャラクターなどの自然な動きを出していた。最近では、CGの発達によって、その仕事内容が大きく変化。セルに絵の具を塗る色彩や動画、編集がコンピュータで出来るようになった。デジタルアニメの台頭により可能性も無限大に広がっている。
アニメやマンガ、テレビゲームの登場人物のビジュアル制作をし、設定画に起こす仕事。絵を描く技術、才能はもちろん必要だが、いかに人の心をとらえ、親しみを覚えるような魅力的なキャラクターを創造出来るかがポイント。ゲーム、CG、出版と進むメディアミックスとともに、活躍の場はますます広がっている。
ゲームやアニメ、イラスト、テレビ、映画などで使われるコンピュータグラフィックスを制作する仕事。最近のものでは、立体的に表現する3DCGを使ってキャラクターを動かすアニメも多く、実写や2Dアニメ映像と合成した時に違和感が出ないように、最新技術を常に取り入れていく必要がある。
1秒間に24コマある動画をまとめるデジタルコンポジットという作業を経て仕上がった動画データと背景を合成していく仕事。さらに、光源の考慮してフレアを入れたり、暗いところにはカラーを入れたりする。アニメの最終画面を自分の手で作っていける特別なセクションだ。
アニメの音を構成する3要素、キャラクターのセリフ、効果音、BGMに関する全作業の演出を担当するのがアニメ音響監督。アニメはすべての音を付け加える必要があり、風景音など細かい部分も指示する。アテレコでは声優に演技指導も行う。
アニメの吹替えをする仕事。キャラクターの口の動きやアクションに合わせて、声だけで演技するのは想像以上に難しいもの。作品ごとに違う登場人物を演じ分ける発声の技術も必要になる。声優のプロダクションや劇団に所属してオーディションを受け、役を獲得するケースがほとんど。
物語を文章で著していくのが小説家。コンテストの入賞や、出版社への原稿の持ち込みがきっかけでデビューする人が多い。ファンタジーや推理など、ジャンルに特化することも出来る。文章を扱う職業なので、ライターや脚本家として活動する人もいる。
マンガのストーリー展開と構成を考え、キャラクターを作り、コマ割りを決めて描くのが一般的。アシスタントから入るパターンの他、出版社の編集者に認められる、コンテストに入賞してデビューするなどのケースが多い。最近では、企画ブレーンが脚本を考えるなど、原作者とのコラボレーションにより新しい発想のマンガ作りも生まれている。
マンガの原作を書く仕事。確かな文章力に加えて、キャラクターを設定したりストーリー展開をおもしろくするためには、歴史や科学、時事問題などの豊富な知識が必要となる。また、素材を基調としながらも、ストーリーに自分のカラーを打ち出せるオリジナリティも重要だ。
挿絵やイラストなどを描く仕事。絵を描く技術やセンスはもちろん、企画の内容をおもしろくするためのアイデアや、どんな依頼にも応じられる豊富な知識も必要な要素。広告に採用されたり、雑誌の表紙を飾ったりと、数多くの有名イラストレーターが活躍している。最近はコンピュータで描画する人が増えている。