1月15日(土)、現在放送中のTVアニメ『ルパン三世 PART6』のキャラクターデザインや『劇場版ポケットモンスター ココ』のキャラクターデザイン・総作画監督など、アニメ業界の第一線でアニメ作品に携わっている丸藤広貴さんをゲスト講師にお迎えして、アニメーション・CG科の「特別講座」を実施しました。
講義では、丸藤さんが実践してきた“画力を上げるための練習方法”や“アニメーターとして仕事をするうえで大切にすべきポイント”など、ご自身の実体験エピソードを中心にお話しいただきました。
「顔を描くのは得意だけど、手や足などほかのパーツが描けない…という人は、きっと顔ばかり描いているはず。顔と同じくらい苦手なパーツも描き続ければ、次第に上手くなりますよ。模写(作画)の練習は、“手だけ、足だけ、髪の流れだけ、服のしわだけ”など、苦手なところだけ描くのでもいいと思う。焦らずにコツコツとやり続けることが大切です」
かつて画力に自信のなかった丸藤さんがずっとやり続けてきた練習方法は、学生のみなさんも今日から真似できること。アニメーター志望の学生たちにとって、ひとつの道しるべになったのでは?
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現在放送中のTVアニメ『ルパン三世 PART6』のキャラクターデザイン・丸藤広貴さんをお迎えした「特別講座」。
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「画力を上げるには、前日の自分のレベルより上手くなる…その繰り返しですよ」と丸藤さん。