卒業生インタビュー/声優科

声優・大久保瑠美さん

『【推しの子】』MEMちょ役
『Fate/Grand Order』エリザベート・バートリー役/アストルフォ役
『無能なナナ』柊ナナ役

声優 大久保瑠美さん 09年度卒
81プロデュース

「この役を任せてよかった」と
思ってもらえる声優であり続けたい

大人気作品『【推しの子】』では、高校生YouTuberのMEMちょ役を担当されていますね。

MEMちょは、弾けるときは弾けて、真面目なときはしっかり真面目な、いろんな一面を持つキャラクター。裏表や秘密を持っているような役はこれまでにもけっこう演じてきましたが、「このシーンではこういう風に考えるんじゃないか」と原作を読みながら研究をして、役に落とし込んでいきます。MEMちょは実際にYouTube『MEMちょの部屋』での配信もしているので、視聴数やコメントからも『【推しの子】』の反響の大きさを感じますね。

声優をめざしたキッカケは?

高校時代、進路相談のときに大学進学について伝えたところ、学校の先生から「好きなものはないの?」と聞かれて。「アニメが好きです」と答えたら「それに関係する仕事に就いたらいいんじゃないか」と言われて、ああ、そういう考え方もあるのかと気づかされました。そこからいろんな学校を調べて、体験入学が一番楽しかった“アナ学”に入学を決めました。

“アナ学”ではどんな学生生活を送っていましたか?

お芝居は全くの初心者でしたが、授業が本当に楽しくて。演劇部にも入っていたので、朝9時から夜9時くらいまで、毎日のように学校にいましたね。学校は、吸収しようとしなければ、ただ通うだけの場所。自分が何を選ぶか、何を吸収しようと思うかで、その後の人生が決まってくると思います。やる気があれば、たくさん吸収できる環境が“アナ学”にはあるので、声優になりたい気持ちを忘れずに、がんばり続けてもらいたいですね。

在学中に81オーディションで優秀賞を受賞されて、周りの方の反応はいかがでしたか?

学校でもすごい反応がありました。ちょうど落ち込むようなことが重なって自信をなくしていた時期で、このオーディションがダメだったら声優をあきらめようかと思っていたのでうれしかったですね。結果を受けて、「才能があるから大丈夫」と励まし続けてくれた先生たちも、一緒に喜んでくれました。授業でオーディション対策について学べたことも、すごく役に立ったと思います。声優の仕事は、大変なこと、苦しいこともたくさんあるけど、好きではじめた仕事なので“楽しい”という気持ちが強いです。私もできるところまで走っていきたいし、「この役を大久保さんに任せて良かったな」と思ってもらえる声優であり続けたいと思います。

声優・増田俊樹さん

アニメ『アイドリッシュセブン』和泉一織役
アニメ『僕のヒーローアカデミア』切島鋭児郎役
アニメ『刀剣乱舞-花丸-』加州清光役

声優 増田俊樹さん 09年度卒
(株)トイズファクトリー

声優はこれが正解という答えのない仕事。
だからこそ、やりがいがある

役作りのうえで大切にしていることは?

応援してくれる視聴者や監督、プロデューサーほか、作品に関わる方々の期待に応える芝居をすることです。それは、これまでに培ってきた“経験”がないとできないことなので、これから経験を積んでいく学生のみなさんには、まずは学校の授業で携わる作品と1分1秒でも長く時間を共有し、自分がいいと思う芝居を発表してみてほしいです。その評価を受け入れながら地道に考え、トライアンドエラーを繰り替えしていくのがいいかな、と思います。

声優という仕事のやりがいを感じる瞬間は?

役を演じるときは「今何が求められているか」という“時代感”と、「この作品においてはこうあるべきでは?」という“自分の価値観”をすり合わせながら現場にのぞみます。その結果が視聴者に受け入れてもらえるとうれしいし「次もまたがんばろう!」と思えます。同時に「今回した選択は間違いじゃなかったんだな」と今後の活動への判断材料にもなっています。

増田さんが和泉一織役として出演しているアニメ『アイドリッシュセブン』について、見どころを教えてください。

キラキラした男の子たちが歌って踊る華やかさと同時にアイドル業界の裏側も描いている作品。純粋な気持ちを武器に彼らが困難を乗り越えていく姿をぜひ楽しんでください!

音楽活動にかける思いについてもお聞かせください。

声優も音楽活動も、ものづくりにかける思いは変わりません。音楽活動の面白さは、出演作を通じて僕のことを知ってくださったファンの方たちに対してより作品を超えたカタチで“増田俊樹らしさ”を表現できるところです。歌という表現についてはまだ学ぶことが多いのですが、これからも応援していただけるとありがたいです。

声優をめざす学生にアドバイスを!

これが正解、という答えのない仕事ですが、作品を観てくださる人がいて成り立つものという側面は絶対的です。“アナ学”では中間公演・卒業公演など発表の機会がありますから、自分の評価を受け止めて演技を研究するのもいいし、もし誰の評価も気にせず自分を貫くならひたすら上達に向けて時間を割くのもいい。答えを「自分で」みつける意識があれば、きっとつかめるものがあるのではないでしょうか。

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