小説創作科の講師陣には、『リコリス・リコイル ordinary days』のアサウラ先生をはじめ、第一線で活躍する作家や編集者がそろっています。講師による丁寧な個別指導のもと、学生たちは新人賞一次選考突破を目標に創作活動を行っています。また「特別講座」では、毎回異なるゲスト講師を招いており、近年では、『森をひらいて』の雛倉さりえ先生ほかを迎えて実施しました。
<おもな講師>
小説家
アサウラ先生
担当科目:アサウラゼミⅠ・Ⅱ
おもな著作
『リコリス・リコイル Ordinary days』
737円+税(電撃文庫)
小説家
榎木 洋子先生
担当科目:ライトノベル作家養成講座
『龍と魔法使い』
495円+税(集英社eコバルト文庫)
文芸評論家・小説家
榎本 秋先生
担当科目:長編制作演習(実践・応用)
『この一冊がプロへの道を開く!エンタメ小説の書き方』
1,980円+税(ES BOOKS)
本科の最大の特長は、講師陣による丁寧な“添削指導”。学生たちは、授業で出される課題をとおして、読者に伝えたいことを表現できる“文章力”や“描写力”、魅力的なストーリーを生み出す“創造力”と“構成力”を磨いていきます。
『東放学園映画専門学校 presents 大久保瑠美・桑原由気 まなべる!ライトノベル!』(文化放送 超! A&G+)は作家や編集者をゲストに招き、業界の最新情報をトークするラジオ番組。本科では当番組を教材に使った授業を展開。各レーベルの特徴や新人賞の傾向と対策など、業界研究に役立てています。番組内では学生のプロットを添削、アドバイスももらっています。
『東放学園映画専門学校 presents 大久保瑠美・桑原由気 まなべる!ライトノベル!』(文化放送 超! A&G+)2020~2022年ゲスト実績
小説執筆に欠かせない“文章力”と“ストーリー創造力”は、シナリオやヴォイスドラマといった“物語を通じて人に感動を与える仕事”にもつながります。小説だけにとどまらない、幅広いフィールドで活躍できる人材を育成しています。
卒業後すぐにデビューする人もいる傍ら、いったん企業に就職したりアルバイトとして働きながら執筆活動を続け、その後にデビューする卒業生も多くいます。本科ではそういった働きながら執筆活動を行っている卒業生を継続的にバックアップするため、セミナーや勉強会を定期的に開催しています。
小説家デビューのキッカケは出版社が主催する新人賞受賞が一般的ですが、本校では面白いストーリーや企画があれば、学生作品を出版社に持ち込み、出版・書籍化をバックアップしています。何人もの先輩たちが、在学中に作家デビューしています。
『コトセの言技指導 ~折鶴にのせた言の葉~』
著:夏川苗子 1,000円(税込)(新紀元社)
『魔法犯罪取締庁召喚士取締部 ~その喚び出し、違法です~』
著:水沢 洸 1,000円(税込)(新紀元社)
『騎士の俺が魔王の孫娘の世話をするのはおかしいだろ!』
著:冥利 ツガサ 1,019円(税込)(新紀元社)
『ビブロフィリアと幾千の物語』
著:塚本 イチカ 1,019円(税込)(新紀元社)
『雨の日のチェイン・リグレット』
著:月玖詩 1,019円(税込)(新紀元社)
『箱入り姫は眠らない』
著:雲居紫穂 1,045円(税込)(新紀元社)
小説創作科
喜多晃平先生
担当授業
「基礎文章作法」「創作探求論」「作品討論」「物語鑑賞Ⅰ・Ⅱ」ほか
メッセージ
物語をつくるための土台を鍛える講義を中心に担当しています。学生たちは小説に限らず、マンガやゲームなど“物語”が好きな人が多いですね。好きなジャンルも多種多様ですが、好きな作品を布教し合って、入学前には全く興味がなかった分野を好きになっている人も(笑)。作家やゲームシナリオライターなどめざす方向に多少の違いはありますが、みんな創作することに対して真摯に取り組んでいるので、切磋琢磨できる環境になっていると思います!
小説『転生したら剣でした』
小説『出遅れテイマーのその日暮らし』
小説家
棚架ユウさん
03年度卒
『転生したら剣でした』は、小説投稿サイト「小説家になろう」から書籍化、アニメ化もされ、絶好評ですね。
いまでは主人公のフランと師匠のセリフを書くときは、声優の加隈亜衣さんと三木眞一郎さんの声を脳内で再生させながら書いています(笑)。小説では描写していないようなところも、アニメでは表現されていたりもするので、いい刺激をもらっていますね。
小説『この子は邪悪』
小説『弥生、三月』
小説家
南々井梢さん
00年度卒
南々井さんは子どものころから文章を書くことが得意でしたか?
小さいころから本を読むこと、文章を書くことは大好きな文学少女でした。作文など書くことも得意な方でしたね(笑)。ただ、文学に関わらず、あらゆる創作に興味があったので、舞台の台本を書いたり、音楽をやったりと、いろんなことに手を出していました。そのなかで、自分に一番しっくりくるのは“小説を書くこと”だと気づいたんです。
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