松﨑さんの現在の仕事内容は?
バラエティ番組のディレクターを担当しています。担当中の『オトラクション』(TBS系)では、1時間の本編全体を演出し、『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)では、番組内で流すVTRを作成するサブ出しディレクターとして番組に携わっています。
『オトラクション』の演出でこだわっている点はどんなところですか?
音感やリズム感などの“音”をテーマにしたゲーム番組なので、視聴者の方にもただ見るだけではなく一緒に参加して楽しんでもらえるような番組作りを意識しています。また、挑戦する出演者がつい本気になったりと、ほかの番組では見せない表情や動きをいかに引き出せるかも、こだわっているポイントです。
出題するゲームはどのようにして考えられていますか?
新ゲームを考えるうえで、簡単すぎず難しすぎず、挑戦者も視聴者も楽しめる難易度を設定するために、何度もシミュレーションを繰り返しています。音楽に関して素人のスタッフでは問題作成が難しい点もあり、プロの作曲家の方に協力してもらうこともあったりします。そうした積み重ねでゲームができ、出演者の方が「楽しかった!」と本気でいってくれる機会が多くあって、そのときは素直にうれしいですね。自分が企画のもとを考えたゲームがカタチとなって収録・放送までたどり着いたときも、苦労が報われた感じでやりがいを感じます。
ディレクターをめざしたキッカケは?
純粋にテレビが好きだったというのもあるし、デスクワークじゃなくて「毎日違うことをしたい」と思ったんです。今、実際にそうなっているし、海外ロケでは一生行けないような場所にも行ったりして、いろいろな世界を知ることができるのは本当に楽しいですよ。後輩たちには「番組のネタをまかされるまではがんばれ!」といいたいです。そこまで続ければ、この仕事の面白さがどんどん見えてきますからね。
折口さんがLDHで働きはじめた経緯は?
大好きだった番組『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で見た“オカザイル”でEXILEの面白さに惹かれて。「EXILEの事務所で働けたら楽しそう!」と思ったのがキッカケです。東放学園卒業後は、しばらく情報番組のアシスタントディレクターとして働いていたので、その経験と元気さを買ってもらい採用いただけた感じです。
担当俳優を売り込む“営業”の仕事で折口さんが大事にしている点は?
番組プロデューサーや制作会社と定期的に連絡を取り、可能な限り直接足を運び俳優を売り込んでいきます。信頼関係が築けた方にはスケジュールなど情報提供して、少しでも前向きに検討してくれる要素を詰め込んでアピールするようにしています。
俳優さんたちとのコミュニケーションで気をつけていることはありますか?
それぞれ俳優の性格や考え方に合わせた、意思疎通を心がけています。こういったらどう受け止めるかを常に考えて、コミュニケーションをとることが重要です。そうしたやりとりのなかで、まだ経験の浅い前田拳太郎が『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日系)の主役をオーディションで勝ち取ったときは、本当にうれしかったですね。
この世界をめざす人にアドバイスを!
自分で動かなきゃ何もはじまらないのは、学生時代もマネージャーになってからも同じです。“とにかく行動すること”を肝に命じてチャンスをつかんでください。
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