なぜテレビカメラマンをめざしたのですか?
毎日違うことをやりたかったんです。テレビならレギュラー放送でも毎回内容が違うから面白そうだな、と。親や友だちへも「この番組やっているよ」みたいに、伝わりやすい点もいいなと思いました。
バラエティからサッカー中継まで幅広くご活躍ですが、心がけていることは?
面白い場面は絶対に撮り逃してはいけないので、どんな番組でも目の前で起こることを先読みしながら撮影することが大事です。スタジオ番組ならトークの流れに集中して、司会者が気づかないような芸人さんのリアクションまで拾っていきますし、J2などのサッカー中継なら、ボールを持っている選手だけでなく、プレーに絡みそうな選手にもカメラを向けていきます。
印象に残っている番組は?
『日経スペシャル 未来世紀ジパング』(テレビ東京系)は、はじめてアシスタントからカメラマンに昇格した番組なので思い出深いです。この番組では、その後チーフカメラマンにもなれて、エンドロールに名前が出たときはうれしかったですね。
カメラマンとしてやりがいを感じるジャンルはありますか?
それぞれ醍醐味はありますが、担当中の『プレミアMelodiX!』(テレビ東京)のような歌番組は、自分の画が編集されることなくカメラワークがすべて活かされるので面白いですよ。テレビカメラマンは毎日が刺激的な世界。興味があったらぜひチャレンジしてほしいです。
映像エディターをめざしたキッカケは?
もともとはディレクター志望で東放学園に入ったのですが、実習を行ううちに“ 一から映像をつないでいく”編集の作業が面白く、私には向いていると気づいたんです。
菅野さんの現在の仕事内容は?
『TOKYO MER ~走る緊急救命室~』(TBS系)や『着飾らない恋には理由があって』(Paraviオリジナルストーリー)、『やっぱりおしい刑事』(NHK)など、ドラマの本編編集を中心に担当しています。台本を見ながら撮影した映像をつないでいき、つながった映像をもとに監督やプロデューサーと相談しながら本編時間におさまるよう細かく編集していきます。最終話に近づくにつれてスケジュールがタイトになり、限られた時間の中で編集していくのは大変ですが、最後までやり遂げたときの達成感はとても大きいです。
お仕事をするうえで一番大切なことは?
実はコミュニケーション能力がすごく大事な仕事なんです。会話の中から監督やプロデューサーの意図をすぐに理解して、作業に反映させていく必要がありますからね。そのうえで「いい仕上がりになったね!」と認められたり、次から指名がかかるとうれしいです。また、台本をしっかりと読み込み、割りを理解してつなぐことも重要なポイントです。
読者にメッセージをいただけますか?
視聴率やSNSの盛り上がりなど、自分の関わった仕事の評判が目に見えてわかるから、やりがいは大きいです。機材は入社してからでも覚えられるので、テレビが好きな方なら大歓迎です。
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