コンサートプロモーター
19年度卒 / (株)ディスクガレージ
フェス『CR FES 2025』
もともとライブに行くのが好きで、ライブの仕事に就きたいと思って音響芸術科に入学しました。授業でいろんな仕事を学ぶうちに、好きなアーティストのライブを企画する仕事があることを知り、それがプロモーターをめざすキッカケになりました。
「コンサート制作概論」です。講師の方がアーティストとプロモーターとのやりとりをリアルに教えてくれました。また、2年次には制作会社にインターンで行かせてもらえたので、現場を実際に体験できたことも今に活きています。
自社が企画したコンサートの制作進行がメインで、会場探しから始まり、会場が決まったらアーティストのマネージャーさんと話をして、どういう会場でやりたいかを聞き出します。そこから当日に向けて、音響や照明などの業者に依頼をしたり、当日の段取りを考えたり、チケットの販売状況を見たりもします。そして当日は本番が無事に終わるまで、スタッフとして現場にいます。ライブが始まって、出演者が出てきたときの会場の歓声が大好きですね。
いっぱい音楽を聴いて、できるだけ多くのライブを観ることが大事。まず、好きなことを突き詰めることですね。
誰かの“楽しかった”をつくれる仕事は、
やりがいがある。
ライブハウススタッフ
19年度卒 / ぴあ(株)
『豊洲PIT』
中学生のときにはじめて行ったライブがSEKAI NO OWARIだったんです。実際にステージを観て感動して、「こんな仕事に関われたらいいな、演出をやってみたい」と思ったのが始まりでした。
在学中はいろんな音楽フェスにバックステージのスタッフとして、参加する機会がたくさんあり、とてもいい経験になりました。鮮明に覚えているのは『VIVA LA ROCK』。ケータリングからアーティストの誘導まで、「学生にここまでやらせてくれるんだ」と驚き、ひとつのライブを成功させるために、いかに数多くのセクションが関わっているかを知ることができました。そこで自分の未来像が見えてきて、いい指針になったと思います。
主催者であるプロモーターから「豊洲PITでこんなライブがやりたい」という依頼を受け、会場側として「できること・できないこと」を調整しながら、公演にまつわるすべてを管理していく仕事です。イベント内容が消防法(火事を防ぎ、人の命や建物を守るための決まりごと)に適合するかを確認したり、お客様の避難経路など、安全面のチェックも私たちの重要な役割。ライブハウスなのでドリンクの手配やアルバイトの管理も行います。なにより準備からライブ終演まで、豊洲PITを訪れたお客様・出演者・スタッフなどすべての方に無事に帰っていただくことが我々の務めですね。
ライブハウスには毎日違うアーティストがやって来ます。公演時間も、内容も、やりたいことも日によって違います。まさに十人十色のなかで、いろんな人とコミュニケーションを取りながら進めていくのは難しいですが、それが成功したときの喜びはひときわ大きいです。“同じ場所なのに毎日違う空間になる”ことがライブハウスの魅力ですからね。
『Toyosu PIT 10th ANNIVERSARY』での銀杏BOYZと羊文学のスペシャル2マンライブです。ファンにとって念願の対バンを実現でき、お客様の盛り上がる姿を目の当たりにしたときは、豊洲PIT10周年の集大成を見た思いがしました。
ライブの仕事は、誰かとつながり、誰かと話し合って実現する。どのセクションでも、一人でやりきれるものではありません。不器用でもいいので、人の言葉を汲み取って、自分が伝えたいことを発信できる人のほうが、きっとこの仕事を楽しめると思いますよ。
不器用でもいい。
想いを伝える力が大事。
アーティストマネージャー
05年度卒 / (株)日音
吉田山田
リアクション ザ ブッタ
中学3年生のときにJUDY AND MARYの東京ドームでの解散ライブを観て、漠然とだけど「音楽の仕事をしたい」と思ったのがキッカケですね。もうそこで将来の夢を見つけられたから、高校時代は勉強よりも音楽に傾倒する3年間でした(笑)。
とにかく早く音楽業界で一人立ちしたいという思いがあって、4年制大学ではなく2年後には働き始められる専門学校を選択しました。東放学園は業界とのつながりも強く、当時の講師の方がいまの日音に入社するキッカケも作ってくださいました。希望していたとおり、2年で業界に入ることができたので、僕にとってはそれがすべてでした。
マネージャーは、アーティストの一番近くにいる仕事なので、その活動の橋渡し役としてなんでもやります。といっても、楽曲制作からライブ制作・プロモーション・SNS運用まで、すべてをひとりでやるのは無理ですし、担当者によって得意分野も違います。社内外の人々とうまくつながって、どういうチームを作っていくかを考えることが、仕事において重要なポイントだと思います。
吉田山田の担当として17年間ともに歩んできましたが、楽曲が生まれる瞬間やライブでお客さんに届く瞬間に立ち会えることが、この仕事の大きな醍醐味だと感じています。特に2013年にリリースした『みんなのうた』(NHK)の楽曲『日々』は大きな転機でした。初めて映像を見たとき、あるスタッフが泣いているのを見て「この楽曲にはパワーがある」と感じました。そして実際、『日々』をきっかけに多くの方に吉田山田の音楽を聴いてもらえるようになり、47都道府県ツアーを2周するまでに成長することができました。アーティストと一緒に歩みながら、その瞬間を共有できることは、この仕事ならではの魅力ですね。
すごく古臭いかもしれないんですけど、「感謝の気持ちを持って、任せきりにしないで、一緒にやっていくこと」ですね。コンサートひとつとっても、たくさんの人に支えられて成立しているわけですし、その意味をアーティスト本人に伝えることもすごく大事。吉田山田に限らず、感謝の思いを持ってステージに立てば、その姿勢はお客さんにも伝わるし、そのアーティストをもっと応援したいという気持ちにつながると思うんです。
この業界は、時代は変わっても、人と話すことから何かが生まれていくことに変わりはないと思うんです。そのうえで、今の時代ならではの感性をきちんと自分の言葉で伝えられる人は、これから強いと思いますよ。
人とのつながりが
重要になる仕事です。
グッズ制作
19年度卒 / (株)ウドー音楽事務所
グッズ制作:KISS、EXTREME
NIGHT RANGER
アーティストのコンサートグッズや音楽フェスのイベントグッズなどをつくっています。現在はアパレル商品担当で、Tシャツ、タオル、パーカー、キャップなど、おもに布製品の企画・制作が仕事ですね。
アーティストやお客さんが喜んでくれるグッズをつくることを意識しています。だから、アーティストの意向を反映したり、SNSでファンの方々の意見を見たりして、グッズ化するモノを考えています。Tシャツなら、ロゴだけを主張するシンプルなものから、メンバーの写真や似顔絵など、推しが前面に出ているものまでいろいろ。アーティストのカラーがハッキリしていると、つくりやすいですね。あとは、自分たちのアイデアを形にする工程が楽しい。やっぱり、何もないところから生み出す面白さがあります。
すべてのアーティストに思い入れはありますが、やっぱりKISSでしょうか。自分が好きなアーティストでもあるので。KISSが最後の来日となる公演のためにつくったグッズもたくさんあるんですが、ロゴTシャツは不動の人気で印象深いですね。
高校のときに、アーティストのグッズやステージセットをつくる仕事に興味を持ち、エンタメ業界に進むにはどうしたらいいか、高校の先生に相談をしたら、音響や照明などの裏方スタッフを養成する学校として、東放学園を紹介されたのがキッカケですね。
一番つくってみたいのはガチャガチャ。フィギュアとか出てきたら楽しいですよね。入浴剤やお菓子もグッズ化してみたいです。
つくったものが
誰かの思い出になる仕事です。