東放学園グループ4校の在校生のうち、地方出身者は約41%(2022年度実績/留学生除く)。つまり、約半数の学生が夢を抱いて地方から上京し、エンターテインメント業界をめざして学んでいます。本校では、学生のみなさんが充実した学園生活を送ることができるように、さまざまなサポートをしています。
上京し東放学園で学ぶ在校生&現場で活躍中の卒業生によるトークイベント「東放上京物語」の様子
数々のエンターテインメントが集中し、新しいムーブメントを生み出す都市・東京。そこにはほかでは決して体感できない情報と刺激、出会いがあふれています。全国放映されるテレビ番組を送り出す“キー局”をはじめ、テレビ・ラジオ番組や映画、アニメの制作会社、音楽スタジオやアフレコを行う音響スタジオ、タレントや俳優・声優などが所属する芸能プロダクションなども東京に集中しています。最先端のエンターテインメントが交錯する環境に身を置いて、センスを磨こう!
主要なテレビ番組制作会社・ポストプロダクション・レコーディングスタジオの多くは東京に所在しています。エンターテインメント業界は、東京を中心に動いているといっても過言ではありません。各業界の求人数も増えています!
▲(一社)全日本テレビ番組製作社連盟
正会員社加盟124社中/東京113社
▲(一社)日本ポストプロダクション協会
正会員社加盟90社中/東京78社
▲(一社)日本音楽スタジオ協会
正会員社・準会員社加盟25社中/東京22社
(2023年1月現在)
求人情報やオーディション情報を集約し、在校生・卒業生に紹介している「東放学園キャリアサポートセンター」にはたくさんのアルバイト求人も寄せられます。その多くはエンターテインメント系企業からのもの。在学中にそういった“業界アルバイト”を経験し、ひと足早く現場を経験、そのまま就職に直結する学生もたくさんいます。
東放学園グループでは、東京でのひとり暮らしをお考えの方に、業務提携している(株)共立メンテナンスの学生寮をご案内しています。学生寮には、北は北海道、南は沖縄から上京した学生たちが充実した寮生活を送っています。急病のときの対応や留守時の荷物の受け取り、保護者の方への連絡など、信頼のおける寮長夫妻が毎日の生活をサポート。学校・学科を越えた友だちに出会えるのも、学生寮ならではの魅力です。
毎日の朝食・夕食は、栄養バランスが考えられた手作り料理。朝食は和食・洋食が選べます。
生活に必要な設備が完備。ランドリーは寮内に設置されているから、雨の日や天気の悪い日の洗濯も楽ちん!
学生寮はセキュリティもバッチリ。24時間防犯対策も万全! 常駐の寮長夫妻が病気のときも親身になってくれます。
発声・発音・歌・ダンスなど、騒音を気にせず、防音ルームで練習できます!
※防音ルーム・大画面シアタールームなど、寮により設備が異なります。
東放学園グループでは、長きにわたってエンターテインメント業界を中心に6万人以上の人材を輩出してきました。いまではたくさんの卒業生が日本全国で活躍しています。
北海道で活躍!
白木琢也さん
12年度卒/(株)オーテック
学校に届いた求人を見て、地元での就職を決めた
北海道文化放送(UHB)で放送するプロ野球中継や競馬番組『KEIBAプレミア』、平日夕方の生情報番組『みんテレ』などで音声業務を担当しています。スポーツ中継では、ボールを打つ音や観客の声援などがよく聞こえ、かつ臨場感のある音声になるように調整しています。どんなに万全の準備をしても、本番の緊張感は相当なもの。自分のフェーダー操作ひとつで放送が無音になってしまうかもしれない恐怖と戦いながら(笑)、日々よい音声を追求し続けています!
秋田で活躍!
藤田浩士さん
14年度卒/(株)TMO大曲 FMはなび
コミュニティFMで働くという夢が叶った!
FMはなび『ジャンピン⤴』、『花火の星』のメインパーソナリティーをはじめ、実況アナウンスやイベント司会、制作・編集など仕事は多岐に渡ります。どれも多くの人と関わることができるので、毎日が発見の連続です。東日本大震災で被災した私にとって、コミュニティFMは命をつなぐ情報手段でした。そのころからいずれコミュニティFMで働きたいと思ってきたので、学んだことを活かし、地元のために働ける環境に感謝しています。
新潟で活躍!
目黒貴一さん
87年度卒/(株)プロメディア新潟
「君も東放学園出身?」堤幸彦監督に声をかけられ、感動!
『夕方ワイド新潟一番』(テレビ新潟)などでVEやカメラを担当しています。地元で働きたかったので、当時募集がなかった前の会社に「バイトでもいいから」と頼み込み、採用してもらいました(笑)。卒業生と一緒に仕事をする機会もあり、堤幸彦監督(78年度卒)の取材に参加したことも。その際に「君も東放学園出身?」と声をかけていただき、とても感動しました。学生時代は積極的に現場に出ることが大切。そこでつくった人脈は、卒業後に必ず生きてきますからね。
福島で活躍!
渡部紀子さん
92年度卒/(公財)会津若松文化振興財団
「ここで開催できてよかった」という地元の方からの言葉がやりがいのひとつ
照明担当として、會津風雅堂などのホールを管理しています。発表会や講演会、コンサートツアーなど毎回内容が違うので、それによって照明も変わるのが面白かったり、難しかったりもします。開催利用した地元の方に「ここで開催できてよかった」と満足してもらえたときは、やりがいを感じますね。田舎には、エンタメ専門の会社は少ないので、現場経験をたくさん積めるところで実力をつけ、それから地元で仕事をするのもひとつの手です。
静岡で活躍!
前田綾香さん
17年度卒/(株)ステージ・ループ
“音”で芸人さんとひとつのネタを完成させる、重要な仕事です!
沼津ラクーンよしもと劇場を拠点に音響スタッフをしています。テレビでよく観る芸人さんと仕事ができ、生でネタを見られるのも楽しいです。芸人さんがコントで使用する音を出す重要な仕事なので、観客席から笑いが起こったときは、芸人さんとひとつのネタを一緒につくりあげられた喜びや、やりがいを感じます。学生時代は積極的に実習に参加することがオススメ。挑戦して先生にわからないことを聞くようにしていれば、就職後きっと役に立ちますよ!
愛知で活躍!
高木嘉弥さん
05年度卒/(株)ZIP-FM
地方でエンタメに携わるなら広くとらえた仕事探しを!
在学中に音楽番組に興味を持ち、テレビ音声の会社に就職。地元に戻る決意をしたときに、もともとラジオミキサーをめざしていたので、高校生のときによく聴いていたラジオ局ZIP-FMに転職しました。現在は制作から離れて、CM枠をセールスする営業を担当。ほぼすべての番組を把握し、企業などに効果的な提案ができるように心がけています。地方でエンターテインメントに携わるなら、業種をひとつに固執することなく、広くとらえた仕事探しが大事かと思います。
大阪で活躍!
袖垣竜也さん
91年度卒/(株)よしもとブロードエンタテインメント
さんまさんと一緒に仕事がしたい!という夢が現実に
『痛快!明石家電視台』(MBS)では、16年間に渡りテレビカメラを担当しています。司会の明石家さんまさんが繰り出す多種多様なアドリブや芸人さんたちのリアクションに、いかに対応できるかが、カメラマンとしての腕の見せどころですね。アドリブを瞬時に抜いた画はハマるとより面白くなったり、演者さんが反応してくれたりもするので、一瞬も気が抜けません。今後も身体が動く限り(笑)、スイッチャー兼カメラマンとして、“お笑い”に携わっていきたいです!
広島で活躍!
守殿 淳さん
06年度卒/ホームテレビ映像(株)
“ミーハー”な目標を達成して地元に戻るのがオススメ!
日本テレビの情報番組に携わっていましたが、番組終了のタイミングでUターン。現在はディレクターとして『5up!』(広島ホームテレビ)の木曜日特集コーナーを担当しています。テレビの仕事をめざす方は「芸能人と仕事がしたい」といった、“ミーハー心”があるかと思います。その目標を達成してから地元に戻るのがオススメ! 地方で有名芸能人と仕事するのは稀なので(笑)。将来地元に戻るつもりなら、都会でやり残すことがないようにがんばってください。
長崎で活躍!
川端亜希さん
92年度卒
生まれ育った長崎の情報を、長崎から全国へ、そして世界へと発信する
NHK長崎放送局で『イブニング長崎』や、NHK ETV特集『〝焼き場に立つ少年〞をさがして』(2020年夏)、『ひまわりの子どもたち~長崎・戦争孤児の記憶~』(2021年夏)のディレクターを担当しました。ETV特集の2作品は“長崎”ならではの作品。責任者としてのプレッシャーがありましたが、取材をとおしてその方の話や人生観に触れることで、貴重な経験にもなりました。一緒に番組を制作したスタッフにも東放学園の卒業生が多くいます。これからも協力しながら、長崎から全国へ、世界に発信していきたいと思います。
沖縄で活躍!
佐久本真彩さん
17年度卒
地元・沖縄でキャスター・リポーターに
NHK沖縄放送局で、沖縄のグルメ、アート、週末イベントなどを紹介する地域密着の情報番組『沖縄ちゅらテレビ』のキャスターをしています。自分が納得いくまで番組の構成を練ることができるのがこの仕事の魅力。時間をかけた分、生放送がうまくいったときはやりがいを感じます。沖縄には“アナ学”のような専門学校がなく、正しい発音や表現を学ぶなら東京!と思って入学。同じ夢を持つ人たちと出会えたことが刺激となり、夢の実現への力になったと思います。
東放学園4校の学生に東京に来てよかったことを聞きました。東放学園で学びながら、東京でのエンタメライフを満喫しています。
東放学園の入学アドバイザーが全国各地で開催される東放学園独自で行う「東放学園説明会」や専門学校合同で行う「進学相談会」の会場にうかがいます。会場では、本校の教育内容はもちろん、AO入学などの入学制度、学費、学生寮、卒業後の進路、東京での生活について、さまざまなご相談をお受けしています。保護者の方もご一緒に、ぜひご参加ください。
0120-343-261(日本国内から)
+81-3-3378-7531(海外から)