卒業生インタビュー / 下山未来さん

アニメーター

下山未来 さん

18年度卒 / (株)アールケイ

下山未来さん
おもな担当作品

アニメ『ニンジャラ』
アニメ『ふたりソロキャンプ』
アニメ『甘神さんちの縁結び』

多彩なアニメ作品に関わりながら
自分の絵も成長していく

  • Question 1 アニメーターをめざしたキッカケは?

    小さいころから絵を描くのが好きで、イラストの道に進もうかとも思っていたのですが、「やっぱりたくさんの枚数を描くならアニメかな?」と思って。最初は軽い気持ちでアニメーターを志したんです。

  • Question 2 東放学園での学びで役に立っていることは?

    自分のめざす職種だけでなく、アニメ制作の全工程を学べたことです。例えば、作画であれば仕上げなど、自分の作業のあとに続く工程を意識しながら仕事をする姿勢が身につきました。また、仕上げや撮影で使われるソフトにも触れていたおかげで、現場での細かな修正にもスムーズに対応できています。

  • Question 3 現在のお仕事内容は?

    レイアウトと第二原画を担当中です。レイアウトは、絵コンテをベースに背景も含めて人物の配置などの画面構成をしていく仕事。映像のリズムやカメラワークがここで決まるので、演出を担当されている方とよく話し合い、イメージを汲み取っていくことが大事ですね。第二原画は、作画監督が描いたラフな線をきれいに清書(クリーンナップ)する役割。こちらは、顔のパーツが1mmずれるだけでも印象が変わってきてしまうので、高い精度が求められます。

  • Question 4 絵を描くときに、気をつけていることは?

    キャラクターの顔をキレイに描くことと、 “パーツ抜け”をしないこと。現在担当している『ニンジャラ』であれば、ポケットやバッジなど衣裳の装飾が抜けてしまわないよう、しっかりキャラクター表と見比べながら作業しています。

  • Question 5 最近のお仕事で特に印象に残っていることは?

    『甘神さんちの縁結び』では、タイトなスケジュールのなか、決めカットとなる“一枚絵”の修正を担当しました。そのカットはめちゃめちゃこだわって、かわいく描けたので、そのままOKが出たときは「やった!」って思いましたね(笑)。一方『ふたりソロキャンプ』は、実在するキャンプ道具の再現がポイントだったので、写真資料などを取り寄せて、厳密な修正対応を心がけました。さまざまな作品に関わるなかで、求められる絵や表現も変わるので、自分の絵の幅が広がっていくのを実感できるのは楽しいですね。

  • Question 6 プロのアニメーターをめざす人に、アドバイスをお願いします!

    いろいろな作品や人の絵を見ることが、レベルアップにつながると思います。実際の現場でも、さまざまな作品に関わりながら、いろんな人の絵に触れる機会がありますし、そこから学べることは多いですね。また、アニメ作りは複数人で進める共同作業なので、コミュニケーション能力も求められます。一方で、アニメーター一人ひとりの感性や個性もとても大切。キャラクターの感情や、ちょっとしたしぐさの違いで動きの印象も大きく変わるので、そうした細かな表現を意識して絵を描いてほしいですね。

Message

多くの作品や人の絵から学び、
自分の表現を磨くことが大切。

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アニメ撮影監督

竹沢裕一 さん

07年度卒 / (有)高橋プロダクション T2studio

竹沢裕一さん
おもな担当作品

アニメ『僕の心のヤバイやつ』
アニメ『風都探偵』

授業で「After Effects」を学び、
アニメ撮影の面白さを知った!

  • Question 1 アニメ制作において、「撮影」とはどんな仕事ですか?

    アニメーターが描いたセル画や美術が描いた背景、3DCGなどの素材を、「After Effects」というソフトを使って合成し、ひとつにまとめていく仕事です。さらに光などエフェクトを加えたり、カメラワークを付けて、1カットごと映像にしていく“画作り”を担っています。撮影監督の役割は、それら撮影処理の方向性を決めること。作品全体を演出する監督の意図をくみ取って、映像の雰囲気や質感をつくることに日々奮闘しています。

  • Question 2 アニメ制作の「撮影」の醍醐味、面白さを教えてください。

    一番のやりがいは、自分が出力した映像がそのままテレビでオンエアされたり、劇場のスクリーンで上映されるのを見られることですね。上手くいったカットがあると、達成感があります。素材をつくる他セクションと違って、これは最終工程の撮影ならではの醍醐味です。撮影監督として難しいと感じるのは、自分がつくりたい映像を撮影チームのメンバーにどう伝えるか。映像を言語化するのはやはり難しいです。

  • Question 3 担当作品でのこだわりは?

    アニメ『僕の心のヤバイやつ』では、監督から「キャラクターの心情に合わせて、光と影の表現で映像をつくっていきたい」というリクエストがありました。ポジティブなヒロインとネガティブな主人公では、同じ教室にいるシーンでも画面の明るさが異なっていて…。最初は難しさも感じましたが、キャラクターの気持ちが大きく動いたところで、通常より光の処理を強めに処理し、そういったカットをポイントごとに入れていったことで、メリハリのある映像になったと思います。

  • Question 4 アニメの仕事に興味をもったのはいつ?

    中学生のころからアニメが好きで、高校で進路選択するころにはアニメ制作に関わる仕事がしたいと思っていました。絵を描くのが好きだったので、入学時はアニメーター志望でしたが、東放学園ではアニメに関わる仕事を幅広く勉強できたのがよかったですね。今使っている「After Effects」を授業で学んで、撮影という仕事を知るきっかけになったのが自分にとって大きかったです。

  • Question 5 アニメの仕事に興味をもったのはいつ?

    アニメに限らず、仕事をしていく上で、自分なりの「こだわりを持てるか」は大きなポイントで、そこで人と差がつくと思います。自分は在学中に時間をたっぷりかけて、撮影にこだわった作品をひとつ制作したことで、作品作りの楽しさや達成感を知ることができました。学生時代は時間がたくさん使えるので、自分のやりたいことを突きつめてください。

Message

やりたいことに、
思い切りこだわって。

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