リハーサルなどを含めたスケジュール管理や予算、規模などを決定するのがライブ・コンサート制作の仕事で、会場の手配から宣伝、チケットの販売など主催者として当日の運営を行うのが、コンサートプロモーターの仕事です。では実際にはどのような仕事をしているのでしょうか?
ライブ・コンサートは、アーティストのスケジュールやプロモーションのスケジュールに合わせて企画され、会場の規模やライブ・コンサートの本数などとともに予算を組んでいくことからスタートします。規模や本数はアーティストの動員力によって決まり、会場や予算が確定されることにより、演出内容などの検討に入ります。
本番へ向けてのリハーサルのスケジュールやスタジオの確保、ライブ・コンサートの内容、演出に合わせたスタッフの手配なども行われます。また、全国のコンサートプロモーターとともにツアースケジュールを組み、会場を確定します。
規模にもよりますが、ライブ・コンサート制作の仕事は開催の1年以上前からスタートしていることも良くあります。
全国のコンサートプロモーターは、ツアーのスケジュールに合わせ、担当する地域での会場を確保します。
会場によっては1年以上前に予約を入れる必要があることも多く、ライブ・コンサートの企画自体が立ち上がる前に、とりあえず会場の確保をしておくことも良くあります。
また、コンサートプロモーターはチケットの発売に合わせ、告知・宣伝などのプロモーションを行い、各チケット販売業者への配券などを行います。
会場に一人でも多くの動員を行い、公演を安全に行うことが大きな仕事となります。
公演本番当日は、コンサートプロモーターは主催者として、会場での総責任者になります。
事前にアーティストやスタッフの食事、宿泊、交通手段の手配、当日のアルバイトや警備の手配など行い、当日に向けての準備を整えます。
また、安全にかつ円滑に公演が進むように、機材搬入やアーティストの出迎え、進行状況のチェック、開場準備など、当日の仕事は多岐に渡ります。
ライブ・コンサート制作、コンサートプロモーターとして働くために、特別必要とされる資格はありませんが、高いコミュニケーション能力と管理能力が必要になります。
ライブ・コンサートの現場にはどのようなスタッフがいて、どのようなことが行われているか、しっかりと把握する必要があります。
アルバイトとして働き経験を積んでという方法もありますが、担当できる部門が限られたり、ただただ作業に追われたりといったことにもなりかねません。
実際のイベントスタッフとして現場を経験することもでき、しっかりと体系的に教育が受けられる専門学校で学ぶことから始めることをオススメします。
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