現在は『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』(テレビ東京)でも大活躍中ですね。
珍しい生き物がみつかったときの「出たー!」っていうセリフが好評で、回を重ねるごとに派手に叫んでたんですが…ネットで「このナレーター調子に乗ってる」っていわれてから控えめになりました(笑)。番組作りは音楽のセッションと同じ。いつもスタッフと「こっちの方がいいんじゃない?」なんて相談しながら、どんどんしゃべる内容も変えていきますよ。
ということは、かなりアドリブも?
必ずやります。もちろん台本は事前にしっかり頭に入れるけど、本番中は流れを確認する程度。ナレーターって“台本を正しく読む仕事”じゃないんです。映像やテロップ、台本の意図を察したうえで“それを超えていく”っていうのがプロじゃないかな。そのうえでスタッフさんから「さすが!」「すごいじゃん!」っていってもらえたときは、やっぱりうれしいですよ。
ナレーターにとって“いい声”とはどんなものでしょう?
「声は人なり」っていう名言をいった有名なナレーターさんがいましたよね。誰だっけ?…あ、俺だ(笑)。大切なのは、声にその人の生きざまがあらわれているかどうか。そのためには、いい友だちをつくって、いい恋愛をして、いろいろなところへ旅をして…さまざまな経験を重ねることで、あなたの声ができあがっていくと思います。
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