6月1日(水)、小説創作科の「現代日本文学の作品を読むⅡ」に、作家の雛倉さりえ先生をお迎えしました。本授業の担当講師・榎本正樹先生との対談インタビュー形式で行った特別講義です。
16歳の時に執筆した短編小説『ジェリー・フィッシュ』が「女による女のためのR-18文学賞」の最終候補に選ばれ、金子修介監督により映画化。鮮烈なデビューを果たした雛倉さん。
講義では、最新刊の『森をひらいて』(新潮社)やそのほかの著作を例に、作品のテーマや構想、キャラクターのつくりかた、執筆のプロセスなど、雛倉さん流の小説の書き方について解説していただきました。
『森をひらいて』改稿の様子を公開中
講義の後半は質疑応答の時間。学生からの質問にもたくさん答えてもらいました。
雛倉さりえ先生のYouTubeチャンネルでは、小説家志望者必見の動画がたくさん公開されています。作家志望の方はぜひチェックしてみてくださいね!
雛倉さりえProfile
小説家。著作に『ジェリー・フィッシュ』(新潮社) 、『ジゼルの叫び』(新潮社) 、『もう二度と食べることのない果実の味を』(小学館) などがある。最新刊は5月18日に刊行された『森をひらいて』(新潮社)。