7/29(金)映画制作科の2年生を対象とした「進路対策講座」は、NPO法人映画業界で働く女性を守る会(swfi)代表のSAORIさんを講師に迎えて実施しました。
swfiは、「子育てしながら働ける映画業界にしたい」という思いの元、2020年に設立。女性が抱える悩みや問題点をみんなで共有しながら、労働環境の改善をめざし、それにより女性だけに限らず、芸能・映像業界で働くあらゆる人が安心して働けるようになることを目標として活動している団体です。
卒業後はフリーランスで働くことも多い映画制作科の学生たちに向けて、「映画・映像業界でフリーランスとして働くための心得」をテーマにお話しいただきました。
フリーランスとはなにか、フリーランスで働くメリットとデメリット、雇用条件や労働環境、仕事を受ける際に気をつけるべき項目、また昨今話題となっているハラスメント問題について…。
「私も10代のころから映画制作の現場で働いてきて、みんなでひとつの作品をつくりあげる達成感や楽しさ、さまざまな人や作品との出会いなど、業界のよいところをたくさん知っています。だからこそ、この業界がいま改善しようとしている問題について、若い世代のみなさんには正しい知識をもって入って来てもらいたい。そうすることでトラブルを回避できたり、ゆくゆくは映画業界の発展につながると信じています」
数か月後には映画・映像業界で働きはじめるであろう学生たちにとって、貴重な話を聞く機会になりました。
-

「映画・映像業界でフリーランスとして働くための心得」というテーマ実施した「進路対策講座」
-

NPO法人映画業界で働く女性を守る会(swfi)代表のSAORIさんを講師にお迎えしました
-

NPO法人映画業界で働く女性を守る会(swfi)