本校卒業生で映画監督の井樫 彩さん(15年度卒)の最新映画『あの娘は知らない』が、9月23日(金・祝)より新宿武蔵野館ほかにて全国順次ロードショー!
井樫監督は、映画制作科在学中に制作した卒業制作『溶ける』で、日本最年少での「カンヌ国際映画祭」への出品を果たし、現在は映画やドラマ、MVやショートムービーなど幅広く映像作品を手掛けている、いま最も注目されている女性監督のひとりです。
海辺の町でひっそりと旅館を営む中島奈々(福地桃子)と喪ってしまった恋人の足跡を辿りその町に行き着いた青年・藤井俊太郎(岡山天音)。お互いに「喪失」を抱えた二人の新しい紐帯と希望を描く『あの娘は知らない』は、若者の心情を捉える確かな作劇と特有の映像センスで観客を魅了してきた井樫彩監督の『真っ赤な星』(2018 年)以来の長編オリジナル作品です。
本作には、井樫監督のほかにも本校卒業生や講師、在校生ら総勢10名がスタッフとして参加しています。
井樫監督、撮影の富田伸二さん(本校講師)、編集の小林美優さん(15年度卒)、美術の内田紫織さん(15年度卒)のコメントはこちら
井樫彩監督がオリジナル作品で挑む「喪失と再生」の物語。福地桃子と岡山天音、初共演で魅せる新境地にご期待ください!
映画『あの娘は知らない』脚本・監督:井樫彩
2022年9月23日(金・祝)新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
■ストーリー
若くして、海辺の町にある旅館・中島荘を営む中島奈々(福地桃子)。中島荘が休業中の 9 月上旬、ひとりの⻘年・藤井俊太郎(岡山天音)が「どうしても泊めてほしい」と訪ねてくる。彼は一年前に愛する人を失い、その恋人が亡くなる直前に、この旅館に宿泊していたと語る。奈々は亡くなってしまった俊太郎の恋人のことがすぐに思い当たり、彼女について、「笑顔が印象的でした」と振り返る。俊太郎は恋人の足跡を辿り、彼女の死を理解するために、昼も夜も町に海にと彷徨い、歩き回る。そんな俊太郎の姿を目にしていた奈々は、この土地の案内役を買って出て、いつしか彼と行動をともにするようになりーーー。
■出演
福地桃子 岡山天音
野崎智子 吉田大駕 赤瀬一紀 丸林孝太郎 上野凱
久保田磨希 諏訪太朗
安藤玉恵
製作:レプロエンタテインメント、東放学園映画専門学校
配給:アーク・フィルムズ
助成:文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
2022年/日本/76分/カラー/5.1ch
©LesPros entertainment ©Soichiro Suizu
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