奈良県奈良市で開催された「なら国際映画祭2022」のクロージングセレモニーが9/24(土)に市内のならまちセンターで行われ、映画制作科2021年度生が手がけた映画『明ける夜に』(脚本・監督:堀内友貴)が、学生が手掛けた映画・映像作品を対象にしたコンペティション「NARA-wave」の最優秀賞(ゴールデンKOJIKA賞)に輝きました。
映画監督の河瀨直美さんがエグゼクティブディレクターを務める「なら国際映画祭」では、過去作として2016年には本校卒業生の井樫彩さん(15年度卒)が『溶ける』で同賞を受賞し、「カンヌ国際映画祭」など海外の映画祭からも高く評価されました。
今年の映画祭では、日本国内から7作品、海外から4作品のノミネート作品を上映。そのなかから堀内監督の『明ける夜に』が見事ゴールデンKOJIKA賞に選ばれました。
作品上映時のトークセッションで登壇した際、「この作品は、ちょうど去年のいまごろ、みんなで毎日集まって考えたり悩んだりしながらつくった作品です。僕も含めてスタッフ、キャスト、みんなの名刺代わりとして、みんなで次のステップに進んでいけるような作品をつくろうと言っていましたし、この作品で全国各地の映画祭に参加してみんなの顔を覚えてもらいたいねと話していたので、奈良のこの映画祭によんでいただけて本当にうれしいです」と語った堀内監督。
今回の「なら国際映画祭2022」ゴールデンKOJIKA賞、「第33回東京学生映画祭」グランプリ&観客賞に続き、「第16回田辺・弁慶映画祭」にもノミネートされている本作。今後の展開にも期待がかかります。
堀内監督、堀内組のみなさま、おめでとうございます!
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学生映画部門NARA-waveの最優秀賞・ゴールデンKOJIKA賞を受賞した堀内友貴監督
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映画祭では作品上映後にトークセッションが行われました
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登壇したキャストのみなさん。五十嵐諒さん(左上)、花純あやのさん(左下)巴山祐樹さん(右上)、在原貴生さん(右下)
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観客からの質問にも答える場面も
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本作のスタッフ(映画制作科2021年度生)が奈良に駆けつけました
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監督、スタッフ、キャストのみなさんでパチリ