1/14(土)アニメーション・CG科1・2年生を対象とした「特別講座」は、アニメ制作会社・株式会社A-1 Picturesの青嶋俊明さん(2009年度卒)をゲスト講師に迎えて実施しました。
青嶋さんは、現在劇場公開中の映画『かがみの孤城』や今月から放映開始したTVアニメ『NieR:Automata Ver1.1a』、2022年の話題作・オリジナルTVアニメ『リコリス・リコイル』などで撮影監督をつとめる本校の卒業生です。
講義では、青嶋さんがこれまで携わってきた多くの作品における経験談を中心に、撮影・撮影監督の仕事について、在学中に受けた授業についての話から、就職活動のエピソードやアドバイスまでお話しいただきました。
*撮影とは?
作画やCG、背景美術などすべて素材を重ね合わせ、カメラワークを決め、エフェクトを付加し、画をつくりあげていくアニメ制作の最終工程
「監督の演出プランを画に落とし込んでいくのが、撮影監督の仕事。監督が求めるものに応えるためにはどうすればよいか…それを常に考えながら画づくりをしています。技術的な面に着目されがちですが、実は演出的な要素が多い仕事なんですよ」と青嶋さん。
受講した学生たちは、先輩の言葉から“今後の作品づくりや就職活動、将来にも役立つヒント”をたくさんもらえたようです!
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在学中にやってよかったことは「デッサン」の授業という青嶋さん。「立体の考え方、陰影や光の基本を知ることができたのはためになりました」