映画制作科では、今年も「卒業制作」として2作品をグループにて制作しています。先日、映画制作の最後の工程であるダビング作業をSKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ内にあるMA室にて実施しました。
ダビングとは、セリフ・音楽・効果音など、映像に付加する音の調整作業のこと。音素材には、撮影現場で収録したセリフ、撮影後にアフレコしたセリフ、劇伴音楽、効果音(フォーリー)などがあり、それらの大きさや音質、バランス、タイミングを調整・ミックスして音を完成させていきます。
この日は、映画制作科2年カツ組の映画『夢現境』ダビングを行いました。まずは映像をとおして確認したのち、監督が修正したい箇所を伝え、録音部が修正。それを何度も繰り返し、最終的に監督が求める音に近づけていきます。
音の調整次第で映像の印象や臨場感が変わり、作品のクオリティが格段に上がることを実感することができました。完成が楽しみです!!
協力:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ
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SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ内にあるMA室でのダビングの様子
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音素材の大きさや音質などを調整していきます
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ProToolsというソフトを使用
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カツ組の『夢現境』のダビング初日でした
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監督と録音技師が修正箇所を確認中
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事前に準備してきた効果音を細かく調整。効果音は今年も1年生が担当しました
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