10/14(土)アニメーション・CG科1・2年生を対象とした「特別講座」は、アニメーション制作スタジオ・T2studio(高橋プロダクション)の竹沢裕一さん(07年度卒)をゲスト講師に迎えて実施しました。
竹沢さんは、TVアニメ『僕の心のヤバイやつ』(2024年1月第2期放送開始!)や『風都探偵』などで撮影監督をつとめる本科の卒業生です。
講義では、竹沢さんがこれまで手掛けてきた作品を例にあげながら、撮影・撮影監督の仕事や具体的な作業についてお話しいただきました。
「撮影とは、作画とCG、背景美術などすべての素材を合成して、特殊効果を加え、映像の質感を出していく画づくりの最終工程を担う仕事。『僕ヤバ』では、“光と影でキャラの心情を表現したい”という監督の要望に応えるべく、色味やエフェクトなど1カット1カットにこだわって画をつくっていきました。東放学園を卒業してずいぶんたちますが、やはり撮影という仕事が好きだから続けてこれたんだと思います」と竹沢さん。
第一線で活躍する先輩から直に、“撮影パートの画づくり”について教わった学生たち。今後のアニメを見るときは、撮影処理の効果を考えながら見てみよう!