12/2(土)、アニメーション・CG科の1・2年生を対象とした「特別講座」は、(株)グラフィニカよりサイトウタカオさん(08年度卒)をゲスト講師にお迎えしました。
サイトウさんは、TVアニメ『アンデッドアンラック』『The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War』『俺だけ入れる隠しダンジョン』『PERSONA5 the Animation』(撮影監督)のほか、劇場アニメーション『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』(パート撮影監督)など、多くの作品を手掛ける撮影監督です。
アニメ制作における“撮影”とは、映像を完成させる最終工程を担う部署。作画と背景、CG、エフェクトなどの素材を合わせて、演出に沿った映像にしていきます。
講義では、東放学園在学中の話から、撮影監督になるまでのキャリアパス、アニメ制作における撮影の仕事について、撮影監督に求められる演出面のスキル、仕事が終わった後に独学で3DCGソフトを学んでいたころのエピソードまで語っていただきました。
「撮影スタッフとしては、After Effectsだけでなく、3ds Max、BlenderなどさまざまなCGソフトやプラグインを覚えたことで、エフェクトなど表現の幅が格段に広がりました。マルチスキルを身に付けることは、自分の武器になると思いますよ」とサイトウさん。
第一線で活躍している先輩の経験談を聞いて、学生たちのスキルアップへのモチベーションが高まったようです!