7/30(火)、小説創作科の卒業生・塩田チカヒロさん(19年度卒)によるTRPG『終末戦略RPGハシラノカミ』が発売になりました!
TRPG(テーブルトークRPG)とは、その名のとおり卓(テーブル)を囲みトーク(会話)をして遊ぶロールプレイングゲーム(RPG)のこと。紙やペン、サイコロなどを使いながら、ルールブックに記載されたルールに従ってゲームを進めていきます。
デジタルゲームと違い、システムに縛られない自由な遊び方や、複数のプレイヤーがキャラクターを演じながらシナリオを作り上げていくという点が特徴です。
本作は、人類のほとんどが滅亡した終末世界が舞台となるタワーディフェンス系TRPG。ルールブックには、世界観や設定のほか、プレイヤーがキャラクターをつくる上で必要なルール、またそれらキャラクターやシナリオつくりに使用するデータなどが記載されています。
小説創作科では、本作のテストプレイに在校生が参加。プレイヤー視点から感想や気になった点を作者に伝え、作品のクオリティアップにつなげていきます。
TRPG好きの方はもちろん、TRPG初心者やSFが好きな方も、ぜひ遊んでみでください!
『終末戦略RPGハシラノカミ』
著者:塩田チカヒロとウタカゼ・ゼミ
イラスト:天野 英
出版:新紀元社
価格:3,300円(税込)
〈あらすじ〉
人類文明が栄華を極め、神が記録と僅かな信仰心の中で生きる時代。復活した灰色の龍によって、その時代は唐突に終わりを迎えた。築き上げた文明は瓦解し、人類もそのほとんどが崩れ去る栄華と共に消えた。神々は灰色の龍を倒すために立ち上がるが、彼等の中にこれを倒し得る者はいない。神々は一計を案じ、灰色の龍を大いなる天空に閉じ込めることに成功。そして天空を支える柱になることで、その封印に蓋をした。そして神々は残された力を使い、柱を護るための存在であるハシラノカミを生み出したのだった。
終末世界への絶望と、それに抗う者たちの希望を楽しめるタワーディフェンス系TRPG。