本校卒業生の西 貴人さん(08年度卒)が脚本を担当し、映画制作科の在校生が2022年夏、岡山県にて行われた撮影に参加した映画『カオルの葬式』が、11/22(金)から新宿武蔵野館ほか全国順次公開!
映画『カオルの葬式』は、映画監督・湯浅典子さんによる日本・スペイン・シンガポールの国際共同製作作品。
本作のテーマは『死ぬことは、生きること』。
岡山県北・苫田郡鏡野町にある宝樹寺をメインに、蒜山高原(真庭市)、美作河井駅(津山市)、笠岡諸島・瀬戸内海(笠岡市)、岡山市、茨城県水戸市、笠間市、そして東京と、様々な現代日本の風景や、かすかに残る古来よりの葬儀と今を生きる人々の姿を色鮮やかに描きます。
昭和『お葬式』・平成『おくりびと』の系譜を継ぐ【死】をテーマに、ひとりの女性の人生を描く令和の不謹慎エンターテインメント!!
様々な映画祭で多くの喝采を浴びた映画『カオルの葬式』を、ぜひ劇場でご覧ください。
【受賞】
『大阪アジアン映画祭』JAPAN CUTSアワード
『Asian Film Festival Los Angeles』Best Writer Award(最優秀脚本賞)
ほか多数
映画『カオルの葬式』11/22(金)新宿武蔵野より全国順次公開
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Story
カオルという名の女性が亡くなった。
彼女が残した遺言には、離婚した元夫がカオルの葬式の喪主になるようにと、残されていた。
横谷が東京からカオルの故郷・岡山に到着すると、そこに居たのはカオルが遺した9歳の一人娘・薫。カオルの通夜、葬儀に集まる様々な人々。脚本家であった彼女のマネージャー、プロデューサーや先輩や親友。葬儀を取り仕切る婦人会や地主一家など、腹にイチモツありそうな故郷の人々。
そして嵐の夜、事件が起きる……。
カオルの葬式は、カオル自身によって書き残された『ダークコメディ』なのかもしれない。
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出演:関 幸治、一木 香乃、新津 ちせ、足立 智充、田中 モエ、滝沢 めぐみ、川島 潤哉、蔵本 康文、木村 知貴、大岩 主弥、錫木 うり、黒沢 あすか、原田 大二郎
脚本:西 貴人
監督・共同脚本・プロデューサー:湯浅典子
音楽:Joan Vilà
撮影監督:Victor Català
オフライン編集:マルク・ミチャ、河村信二