VFXのスキルをピンポイントで学べる1年間。ぜひ学校の機材や設備を使いたおしてください!
もともと大の映画好きで、会社員から一念発起して、VFXの世界をめざしました。数ある映画学校の中から東放学園を選んだのは、自分の求めるコンポジット(合成)のスキルがピンポイントで学べ、つくりたいものに集中できる環境だったからです。
1年間の短期集中型だけあって、カリキュラムはかなりハードでしたが、ステップごとに復習を徹底することで、求める技術が効率的に学べたと実感しています。卒業後はCG制作会社で経験を積み、その後フリーのコンポジターに。実写映画のコンポジットを担当する際は、実際の風景とCG素材の合成がより自然に見えるように仕上げつつ、そこから監督の求めている表現になるように画作りをしていきます。コンポジターは映像の最終段階を担うポジションだけにプレッシャーもありますが、“合成によって最後の絵をつくりあげる”作業には、大きなやりがいを感じます。映画VFX専攻科では、そんなコンポジットのスキルと併せて、カメラやレンズの知識もぜひ身につけてください。たとえ実写映画におけるフルCGカットであっても、我々はすべての映像素材を“カメラで撮ったもの”と仮定して合成を行うからです。幸い、東放学園にはデジタルシネマの撮影機材が揃っています。学校のカメラを借りて“なにかを撮ってみる”のも、すごくいい経験になると思いますよ。
「ハリウッドで映画の仕事がしたい!」そのエネルギーが私の原動力でした。
東放学園卒業後は、CMをメインとするポストプロダクションに就職したんですが、「やっぱり映画の仕事がしたい!やるなら海外で!!」という想いからハリウッドへの興味が広がりました。
休日は人脈をつくるために、海外のクリエイターに出会えるセミナーやイベントを探しては、片っ端から参加していましたね(笑)。積極的にアクションを起こした結果、現在はロサンゼルスのLola Visual Effectsというスタジオで、Flameアーティストとして働いています。いまハリウッドでコンポジターソフトといえば「NukeX」を使うことが多いのですが、最近私が担当しているビューティー・ワークの作業では、おもに「Flame」を使用しています。日本でCMの仕事をしていたころも「Flame」を使っていましたが、当時東放学園で学んだことがとても力になったのを覚えています。在学中は、第一線で活躍されているプロの方に直接指導してもらえたり、インターンシップで都内の主要ポストプロダクションに行く機会を得られたりと、業界への橋渡しをしてもらえるのがとても心強かったですよ。
業界注目のツール「NukeX」の授業は、僕自身も学び直したいくらいです!
大学時代、ゼミでショートムービーをつくった経験から映像に興味を抱き、とりわけ“ワンカットを仕上げる合成の分野”に魅力を感じて、この世界をめざしました。
学校選びは迷わなかったですね。大卒者を受け入れてくれて、1年制の学科で…。そして敬愛する堤幸彦監督が卒業生とくれば、もう東放学園で即決でした(笑)。卒業者はコンポジターとして、CMやWebムービーなど、広告中心の映像に関わっています。昨今のCMでVFXが施されていないものはほとんどないといってもよいでしょう。さまざまな技術を駆使してハイクオリティな映像を提案しながら、監督の求めるイメージを実現していきたいですね。東放学園で培われたスキルは、そんなCMの世界で使われるツール「Flame」の技術につながるもので、自分には“どストライク”といえるほど役立つものでした。聞けば映画VFX専攻科では、「NukeX」をいち早く導入されるとか。今後仕事に取り入れたいと思っていたシステムだけに、僕自身ももう一度入学して学び直したいくらいですよ(笑)。当時の同級生は大卒や社会人など同世代の人も多く、いまでも連絡を取り合う間柄。仲間の存在も大きな財産ですね。
東放学園映画専門学校の学科一覧
0120-343-261(日本国内から)
+81-3-3378-7531(海外から)