在校生からのメッセージ
東放学園で学んでいる外国人留学生に母国語で授業や学校生活について話してもらいました。
卒業生からのメッセージ
日本のエンターテインメント業界で活躍中の卒業生(外国人留学生)にメッセージをいただきました。
卒業生インタビュー

アシスタントディレクター
HUANG CHIAHUI(台湾/2018年3月卒業)
(株)ネクサス
京都文化日本語学校 出身
ロケ地でのふれあいがバラエティの魅力
『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京)を1年間担当した後、現在はアシスタントディレクターとして『にっぽん!歴史鑑定』(BS-TBS)を担当しています。東放学園でカメラや編集ソフトなどの実践的な技術も学んだおかげで、入社後もスムーズに仕事ができました。時間が不規則なので体調管理には注意が必要ですが、つねに新しいことを勉強し、体験できる仕事。ロケでさまざまな地方を訪れ、おいしいものを食べたり、地元の人々とふれあえるのも楽しいですね。

映像エディター
XU JIAN(中国/2017年3月卒業)
(株)studioBASE
東洋言語学院 出身
2カ国語ができる映像スタッフは貴重な存在
映像エディターとして、女子プロレス団体『スターダム』など格闘技番組を中心に担当しています。僕自身、キックボクシングをやるので迫力ある映像にこだわっています。かつて番組制作は分業制でしたが、今は撮影、音声、演出までも兼任する時代。東放学園でさまざまな職種の知識にふれられたことは、今の仕事に役立っています。2カ国語ができる留学生は、むしろ現場で重宝される人材です。しっかり技術を身につけて就職活動にのぞんでください。

カメラアシスタント
SUNG SOO JIN(韓国/2021年3月卒業)
(株)フォーチュン
ISI外語カレッジ 出身
人気テレビドラマのカメラアシスタントを担当!
『コールドゲーム』(フジテレビ系)や『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS系)などのテレビドラマでカメラアシスタントを担当。目の前で撮影されたシーンがオンエアされることにやりがいを感じています。目標は自分の名前がエンドクレジットに出ることです。留学当時は、自分の年齢がクラスメイトよりもかなり上なので心配でしたが、自分から積極的に話しかけ、会話が続くよう心がけて克服しました。相手を尊重する気持ちで接することがすごく重要だと思います。

機材管理・レンタル
ONKY JAVIANTO(インドネシア/2019年3月卒業)
(株)いまじんCR
ヒューマンアカデミー 日本語学校 東京校 出身
経験を重ねて、将来は映画カメラマンに
『ザ!世界仰天ニュース』『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)などの番組制作で使われるカメラ・照明・ワイヤレスマイクなど、撮影機材のレンタル・管理をしています。貸し出しの対応では、レンタル機材の特徴をわかりやすく伝える難しさもありますが、だからこそつねに新しい機材の知識を勉強できるし、レベルアップできる仕事です。将来は映画のカメラマンとして、日本でもほかの国でもさまざまな作品作りに関わるのが目標ですね。

送出システム
CHAN YING HEI(香港/2021年3月卒業)
サンエイテレビ(株)
就職活動は諦めずにチャレンジすることが大事!
アニメと音響に興味があったことから放送音響科に入学しました。いまは送出エンジニアとして、放送設備の更新にともなう映像システムのセットアップを手がけています。機器の設置作業など職人が多い世界なので、技術的な面もいろいろ学んでいます。コロナ禍での就職活動は大変でしたが、諦めなかったおかげで内定をもらい、今は仕事がすごく楽しいです。東放学園独自の就職情報サイト「JIST」は、さまざまな職種が掲載されていてとても参考になりました。

映像エディター
LEE HANNA(韓国/2021年3月卒業)
(株)IMAGINATION
青山国際教育学院 日本語センター 出身
J-JUNやTOMORROW X TOGETHERのメイキング映像を担当!
もともと日本語に興味があり、人生のターニングポイントとして新たなことにチャレンジしようと留学しました。今は映像エディターとしてJ-JUNやTOMORROW X TOGETHERなどのアルバムに収録されるメイキング映像を編集しています。東放学園では、多用な機材を使った実習がためになりました。編集ソフト、カメラの操作、制作現場の動きなど、社会に出てすぐ役立つスキルを学びました。目標があるなら、はじめることが大事。悩まずにチャレンジしてください。

制作進行
WONG WAI HANG(香港/2021年3月卒業)
(株)ギークトイズ
アニメ業界でも、バイリンガルは留学生ならではの強みです!
『デート・ア・ライブ』『デート・ア・バレット』『プランダラ』などを手がける会社で、アニメの制作進行を担当中。アニメーターとのやりとりで電話をかけることが多く、日本語での会話で苦労もしますが、夢に一歩近づいたと実感しています。いまのアニメ業界では海外への発注も多いので、バイリンガルは留学生ならではの強みです。東放学園は、アニメに関わるすべての仕事をゼロから学ぶことができますし、他学科とのコラボも多く、楽しい学生生活でした。