在校生からのメッセージ
東放学園で学んでいる外国人留学生に母国語で授業や学校生活について話してもらいました。
GONZALEZ RODRIGUEZ DANIEL ANTONIO(コスタリカ)
BEEKMAN ORIANA(アルゼンチン)
PEREZ MOLINA JORGE MARIO(グアテマラ)
東放学園映画専門学校 アニメーション・CG科
文化外国語専門学校 出身
PRANDOLINI ANDREA(イタリア)
東放学園映画専門学校 映画制作科
ARC東京日本語学校 出身
OZBEK VOLKAN(トルコ)
東放学園映画専門学校 映画制作科
東京都市日本語学校 出身
MA HANLEI(中国)
東放学園映画専門学校 映画制作科
MANABI外語学院・東京校 出身
卒業生インタビュー
アシスタントディレクター
番組リサーチ (株)ゼロステーション
HAMMAM ABIYYU RAZAQ(インドネシア)
東放学園専門学校 放送芸術科
明生情報ビジネス専門学校日本語科 出身
現場で出会った東放OBとの交流で、新たな仕事につながることも!
父親がテレビ業界で働いていたこともあり、大変な仕事だというのは感じていたので、自分は別の道をみつけようと日本に留学しました。しかし、日本のテレビ番組の面白さに惹かれて結局同じ業界をめざすことに。現在は『楽しく学ぶ!世界動画ニュース』(テレビ朝日系)で海外の情報リサーチ、翻訳確認、危機管理業務などを担当していて、自分の国を紹介できたり、憧れていた方に会えたりと毎日楽しく仕事ができています。はじめての仕事が生放送のテロップ出しだったのですが、在学中に「番組制作演習」で経験したことのある作業だったので、緊張しながらもスムーズにこなすことができました。また、東放学園の卒業生と現場でお会いすることも多く、そのおかげで話すきっかけになったり、新しい仕事を紹介してもらったりなど、さまざまな機会を得るチャンスにもつながっています。東放学園の友だちとは今でも交流があり、仕事の近況報告をしたり、ロケ場所などの情報交換をすることもあります。
リサーチ・コーディネーター (株)フライメディア
ZHANG MENGMENG(中国)
東放学園専門学校 放送芸術科
ヒューマンアカデミー日本語学校東京校 出身
人気バラエティ番組でリサーチと撮影コーディネーターを担当
『有吉の世界同時中継~今、そっちってどうなってますか?~』(テレビ東京系)『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)『世界くらべてみたら』(TBS系)などでリサーチ、撮影コーディネーターを担当しています。リサーチは求めるネタによって情報が乏しく進まないこともありますが、欲しい情報をゲットできたときの達成感はとても気持ちいいです。コーディネーターの仕事は取材先などの現場に行けるので、人との出会いやふれあいが多くとても楽しいです。在学中に「ドラマ制作実習」で少人数のチームでも大人数のチームでもコミュケーションが重要でチームワークの大切さを学べたことが、今の現場でも役立っています。日本語が難しくて大変でしたが、日本人の友だちに助けてもらいながらがんばってやり遂げたことがいい思い出です。将来は日中交流の手助けになるような番組制作に携わってみたいです。
ビデオエンジニア (株)イメージディバイス
PARK YONGJU(韓国)
東放学園専門学校 放送技術科
東京ワールド日本語学校 出身
人気アーティストのライブやイベントのVTR収録を担当
日本の音楽やテレビ番組が好きで、将来は日本の音楽ライブを収録する技術会社で働きたいと思い、東放学園に留学を決めました。留学ビザから就労ビザの切り替え、履歴書の書き方、添削まで先生方にサポートしていただいたおかげで第一志望の会社に就職できました。今はKinKi Kids、NEWS、SUPER BEAVER、水樹奈々などの人気アーティストのコンサートやイベント収録、生配信ライブのVTR収録を担当できて、とても充実しています。ライブ中の観客の歓声(今はコロナ禍なので拍手ですが)で盛り上がっているのを見るとうれしく、リハーサルからトラブルなく順調に本番収録が終わったときの達成感は格別です。在学中は「番組制作演習」で現場の動きやほかのセクションとの連携を学べたので、今の現場でもスムーズに動くことができました。将来は、母国のアーティストのライブを担当したいです。
映像編集 (株)ザ・チューブ
CUI JIARONG(中国)
東放学園専門学校 放送技術科
別府大学別科日本語課程 出身
人や社会に貢献できるドキュメンタリー作品をつくりたい
ショップジャパンのCMプレビューや編集アシスタントのほか、中国の大手動画共有サイト「 bilibili 」の企画・映像編集を担当。台本、編集、MAにも携わることができ、1本の番組をつくりあげることにやりがいを感じています。就職したてのころは、いくつもの案件の掛け持ちに慣れず大変な日々で辞めたいと思うこともありました。しかし、東放学園の先生が親身に相談に乗ってくださりアドバイスをいただけたことは心強かったです。もともとアニメやお祭りなど日本の文化に興味があり、中国で配信されていたNHKのドキュメンタリー番組をよく観ていました。動物や自然の映像で心が癒やされたり、人や社会のために何か行動するドキュメンタリーに感動したので、私も将来は映像の力で何か社会に貢献したり、人のためになれるようなドキュメンタリー作品を制作したいと思っています。
撮影技術 MIJ合同会社所属
TAN WEISHIN(マレーシア)
東放学園映画専門学校 映画制作科
メロス言語学院 出身
現場は東放OBばかり! 東放学園のネットワークは心強いです
ロケ技術会社を経て、今はフリーとして『よじごじDays』(テレビ東京系)や『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系)『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)の再現ドラマなどの撮影の協力をしています。情報番組やバラエティ番組、ドラマ、CM、WEBまでジャンルレスで撮影しています。日本のアニメやドラマ、バラエティが好きなので、映像系に強い学校を探していたときに就職率が高く2年制で卒業できる点に惹かれて東放学園に決めました。実際に卒業制作優先で就職活動のスタートが遅れてしまった難しい条件でも先生方のサポートのおかげで就職できました。東放学園独自の就職情報サイト「JIST」やFacebookからも仕事につながるので、今も東放学園のネットワークに助けられています。現場に出ると東放OBばかりということも珍しくないので、コミュニケーションも取りやすく助かっています。
アニメ制作進行 (株)EMTスクエアード
WONG TSZ YUI(香港)
東放学園映画専門学校 アニメーション・CG科
東京YMCAにほんご学院 出身
人気アニメの制作進行で毎日さまざまな体験ができています
TVアニメ『終末トレインどこへいく?』で制作進行を担当しています。作画担当探しや管理、素材の回収やスケジュール管理など、毎日大変ですがいろいろな体験ができ、何より素敵な作品を身近で鑑賞できるのもアニメ好きの私にとっては幸せでやりがいを感じています。東放学園は作画だけではなくアニメ制作の全工程が学べるほか、「卒業制作」では他の学科と合同で作品をつくる機会もあったので、どんな工程に関しても他の専門学校を卒業している人と理解度が違うなと感じました。アニメ制作は作画だけが仕事ではなく、いろいろな関わり方がある業界だと思います。そのため、アニメの仕事がしたいと漠然と思っている人でも東放学園でさまざまな作業内容を学びながら自分がやりたい道を探していくのもいいと思いますね。私も監督になって自分が満足できる作品をつくりたいという夢に向け、担当する作品にどう関わっていくのがよいのか、これからも考えて仕事をしていきたいと思います。
制作進行 (株)リーベル
QIAN XINLEI(中国)
東放学園映画専門学校 アニメーション映像科
大好きなアニメ制作の現場で実践を積むごとに成長できる
アニメ『氷属男子とクールな同僚女子』の制作進行を担当。アニメ好きが集まる環境なので職場の雰囲気もよく、楽しく働いています。最初のころは、たくさんのセクションがあるアニメ制作の進行をうまく調整できないこともありましたが、日々現場で鍛えられてできることが増えるたびに成長を実感しています。
東放学園では、業界の話だけじゃなく選択授業で時事問題からサブカルのことまでさまざまなことを学べたのも役立っています。留学生なので日本の就職事情や常識などわからないことも多かったですが、先生たちが丁寧に指導してくれたおかげで就職活動も効率よくできました。世界的にみても日本のアニメは、シナリオや設定の発想が斬新でトップレベルの面白さだと思います。そんな日本のアニメ業界で今できることを一つひとつ地道に積み重ねて、しっかりキャリアを積んでいきたいです。
ミキシングエンジニア (株)iYuno Global
KIM NAMSU(韓国)
東放学園音響専門学校 音響技術科
ISIランゲージスクール 出身
自分がミキシングを担当した作品が配信されるとうれしい
大手動画配信サイトで配信される海外ドラマの日本語吹き替え版の収録ミキシングを担当。最近は人気の韓国ドラマや、ドラマに限らずボイスオーバーやアニメの吹き替えも担当します。実際に働いてみて思うのは、ミキシング技術も大事ですが、その技術を発揮するには積極的にコミュケーションをとっていい空気感をつくることも大事だということです。ディレクターや声優の方たちとのおしゃべりも楽しいですが、やっぱりディレクターのリクエストに応えることができて、担当した作品が配信されたときが一番うれしいですね。東放学園で学んだ「エフェクター概論」は、もっとしっかり授業を聞いておけばよかったと後悔していて、今でもノートを見返して現場でも役立てています。まだまだ未熟で、整音に時間がかかってしまうことがあるので、ディレクターのリクエストに即対応できるようになりたいです。
音響オペレーター 青年劇場
WU RUO CYUN(台湾)
東放学園音響専門学校 音響技術科
イーウエスト日本語学校 出身
現場さながらの機材や舞台での実習が就職後も役立っています
アニメが好きで最初は声優になりたいと思っていました。しかし、日本に来て好きな声優さんが出演する舞台をはじめて劇場で観たとき、スピーカーから出る迫力ある音に衝撃を受けました。後ろの席なのに目の前で舞台を観ているような感覚にさせてくれる音のすごさに心を動かされました。それで「音響の仕事をしたい!」と思い、留学生支援も手厚い東放学園を選びました。コロナ禍でオンライン授業が多く機材に触れる機会は少なかったのですが、夏休みや冬休みの短期集中講座に参加でき、現場さながらの機材を使っての実習や、バラシ作業を経験できていたので、就職後にすぐ現場に出ても困りませんでした。現在は舞台の音響の仕込みや音出し、音のプランを担当していて、外部のオペレーターさんや役者さんたちからアドバイスをもらいながら少しでも多くの知識を自分のものにしている段階ですが、いつか自分なりの音が出せるように、がんばりたいです。
ブッキング・コンテンツ制作 (株)duo MUSIC EXCHANGE
MA JIELING(台湾)
東放学園音響専門学校 音響芸術科
「ライブ制作演習」や先生の紹介で働いたアルバイト経験が活きています
ライブハウスでブッキングやライブ配信、コンテンツ制作としてYouTubeのチャンネルをつくっています。台湾の人気音楽フェス『浮現祭 Emerge Fest』では、SUGIZO(LUNA SEA)やZAZEN BOYS、ヤバイTシャツ屋さん、Cody・Lee(李)など日本アーティストのブッキングを担当しました。また、雨のパレード、ドミコ、LM.Cなど日本アーティストの台湾単独公演も制作しています。音楽が大好きで台湾のライブハウスで働いていましたが、台湾以外のライブも見てみたいと思い、文化的にも近い日本への留学を決意しました。在学中はとても楽しく、日本のライブ制作の進め方は台湾とはまた少し違って勉強になりました。一年時の「ライブ制作演習」の担当だった先生に声をかけていただいたおかげでライブハウスのアルバイトが決まって、そこでたくさんのライブを見て制作やマネジメントの方々と話す機会に恵まれました。その経験が今のブッキングの仕事に活きていると思います。
(株)アトミックモンキー(業務提携)
うにょん(韓国)
専門学校東京アナウンス学院 放送声優科
メロス言語学院 出身
“アナ学”で学んだテクニックが現場でリアルに活きています!
声優として、「ところざわサクラタウン」紹介動画のナレーションやNHKラジオ講座のハングル番組に不定期で出演しながら、ゲーム広告の吹き替えや企業ナレーションなど少しずつ仕事の幅を広げています。収録スタジオに入ると仕事ができる喜びと同時に不安になることもありました。しかし、ディレクターの指示が“アナ学”で先生から指導されたことが多く、すぐ対応できた時に“アナ学”で学んで良かったなと思います。東放学園の先生方には、在学中は勉強できる環境を整えていただき、卒業後も相談に乗っていただくなど、今でもサポートしていただいています。NHKラジオ講座の仕事も先生からの紹介で決まり、ほかの仕事につながるきっかけになりました。この度(株)アトミックモンキーと業務提携を結びましたので、今まで以上に頑張っていきます。